引用元:<https://japanese.engadget.com/amazon-dash-auto-replenish-scale-shelf-083017542.html>
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アマゾン、重さで何でも自動再注文するスマートはかりdash smart shelfを20ドルで一般発売
米アマゾンが、載せた日用品の重さによって自動で再注文するスマートはかりdash smart shelf を一般向けに発売しました。
dash smart shelf は、重さ表示のない平らなトレイ型はかりのような製品。WiFiでネットに接続しており、載せた食料品や消耗品の重さが設定を下回ると自動でアマゾンに補充を再注文するか、ユーザーのスマホに通知を送ります。
サイズは約18 x 18センチの小から46 x 33センチの大まで3種類。単4電池x4で約2年駆動するほか、それもわずらわしい場合は別売りのACアダプタ駆動もできます。
基本的にはただの板なので、上に載るものは何でも載せられます。個包装になっていないものはコンテナごと。
自動注文するか通知だけで判断させるかはアプリで設定でき、トリガーされる重さもおまかせ設定か何%にするか選択可能です。
これまでの dash ボタンや自動再補充つきデバイスと同じく、再注文に設定できるのは対応品のみ。アマゾンで売っていても、安定して供給できない出品者だったりDashに対応していない製品の場合は設定できません。
選べるのは各社各ブランドのドリンクやお菓子を含む食料品や、洗剤類、ペット用品やおむつ、オフィスサプライなど。特定ブランドに偏って選択肢が少なすぎることもなく、食品やペット用品では各1000種以上など多数が対応しています。オフィス・サプライでは16TB NASやラックマウントUPS電源、曲面34インチ120Hzゲーミングモニタまで。
米アマゾンはこれまで dash smart shelf を法人顧客向けに販売してきましたが、米国では一般消費者でも20ドルで買えるようになりました。プロモーションアイテムはスマートシェルフを使った初回注文に割引を設定しているため、台の値段は一度注文すれば取り戻せるあるいは補填できる仕組みです。
また米アマゾンは、消耗品ストレージの近くに貼って気づいた押すと注文できるDashボタン、小さな棒状で商品パッケージのバーコードを読ませたり声で製品名を告げれば買えるDashワンドなどを展開してきましたが、今年になっていずれも終息しています。
Amazon、Dash Buttonの販売を終了。バーチャルダッシュなどは継続
代わりに音声での注文は Echo や Alexa対応デバイスで、バーコードを見せるのはカメラ付きの Echo Show やアプリで、自動再注文はインクが足りなくなるとAmazon経由で再注文を通知するプリンタなど Dash Replenishment 対応デバイスで置き換えています。スマートシェルフはボタンを押す手間も意識する隙もない自動再注文を台に載るあらゆるものに拡張する戦略です。
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これで消費者の行動履歴ががっちりおさえる戦略。
便利かもしれないけど、恐ろしや。