引用元:<https://japanese.engadget.com/10-modular-ev-ebussy-041545881.html>
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用途に合わせ10通りのデザインを選べるEV「eBussy」2021年発売へ。軽トラ風からキャンピング仕様まで
”未来のワーゲンバス”をうたうEV「I.D. Buzz」は2022年に生産開始の予定ですが、フォルクスワーゲンがのんびりしている間に、思わぬライバルが登場しそうです。独のEVベンチャーElectric Brandsは現在、「eBussy」と称するオリジナルのワーゲンバスに着想を得たコンパクトなEVの開発に取り組んでいます。
eBussyはどことなく日本の軽自動車にも似た、かわいらしくも都会的なデザイン。そしてそのボディスタイルはモジュール構造により箱バンから軽トラック/ダンプ、キャンピングカー風まで10通りから選択できるようになっています。またシャシーも用途に応じて車高の高いオフロード用も選択可能です。
さらに特徴的なのは、運転席のレイアウトの柔軟さ。ハンドルとペダルにステア/ドライブ・バイ・ワイヤーシステムを導入し、ダッシュボードの左側、右側、センターなどに自由に運転席を配置できるようになっています。もちろん、これは購入前に各国の交通法規に合わせて選択する必要がありますが、製造工程での対応の手間が大幅に縮小されるはずです。
EVであるeBussyは搭載する10kWhバッテリーで最大124マイル(約200km)の走行が可能。ルーフにはビルトインのソーラーパネルがあり、回生ブレーキとともにバッテリーへ電力を補充します。また、モーターは20馬力のものを各ホイールハブに装備するとあり、なんだ意外と非力なのかと思いきや、トルクは737lbf-ft(約1000Nm)を発生するとのこと。これはテスラModel Sに匹敵する数値です。
なお、バッテリーはオプションで30kWhのものも用意され、航続距離もバッテリー容量を反映して3倍の373マイル(約600km)も走行可能。キャンプなど遠方へ出かけるなら大容量バッテリーはマストな選択になりそうです。
eBussyの価格は、ベースモデルが1万5800ユーロ(約195万円)から。最も高価なオフロード・キャンピングカー仕様でも2万8800ユーロ(約355万円)と、かなり良心的。発売は2021年の予定です。
ちなみに、Electric Brandsはバッテリーを充電するのでなく充電品に交換できる電池交換ステーション網を構築する計画もあるとしています。まだ実車も公開されていない段階で、企業規模的に考えれば本当に実現できるのか、まさか絵に描いた餅ではという一抹の不安もないわけではありませんが、もし価格も含めてこれらの情報がすべて現実になるのなら、このキュートなEVは売れそうな気がします。
※訂正:初出時、”バッテリーを新品に交換する充電ステーション”と記述していましたが、正しくは”バッテリーを充電品に交換できる電池交換ステーション網”でした。お詫びして訂正いたします。
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表現が悪いんですけど、、、海外勢のイチかバチか感ががスゴイ。
この思いっきりのよさが末恐ろしい。これもテスラのおかげ!?