引用元:<https://japan.cnet.com/article/35133995/>
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スタインウェイの新ハイレゾリューションピアノ、自分の演奏の録音や編集が可能に
創業166年のピアノメーカーのSteinway & Sonsが、テクノロジをさらに進化させている。同社は、「iPad」対応アプリを通じて演奏の録音や再生、編集ができるハイテクピアノ「SPIRIO | r」を発表した。ピアノ自体がスピーカーのように音楽を再生することもでき、その際、本物のアコースティックサウンドで再生される。
「これまでは、Steinwayのピアノでアーティストが自身の演奏のニュアンスや深みをこれほどまでに緻密に再現することはできなかった」と、同社の最高経営責任者(CEO)でプレジデントのRon Losby氏は述べた。
米トーク番組「The Late Show with Stephen Colbert」でピアニストなどを務めるJon Batiste氏は米国時間3月5日夜、ニューヨークのスタインウェイホールで行われたイベントで演奏を行い、SPIRIO | rでどういったことができるかを披露した。同氏はまずソウルシンガーSam Cooke氏の曲を演奏しながら録音し、ピアノが演奏の深みを表現できるか試みた。ピアノはまさにBatiste氏が演奏したとおりの音を再現し、同氏がそれに合わせて鍵盤ハーモニカを演奏した。
Steinwayが2015年に発売したピアノ「SPIRIO」は、ユーザーがSPIRIOのアプリから選んだ曲を再生することができる。SPIRIO | rでは曲の再生だけでなく、演奏の録音や再生、編集も行えるようになった。
Steinwayのハイテクピアノの発売により、自宅で練習するユーザーは自分の演奏を再生して聞き直し、腕を磨くことができるようになる。また音楽愛好家は、音の強弱や音量、音質を維持したかたちで、巨匠たちの演奏をこのピアノで再現できると同社は述べている。
SPIRIO | rは、大きさの異なるModel DとModel Bの2種が販売されるが、どちらも価格は発表されていない。このピアノは、SPIRIOのハイレゾリューションフォーマット、MIDI、MP3の高品質なサンプルオーディオなど複数のフォーマットに対応している。
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やっぱりテクノロジーの波にはあらがえないのでしょうか。
素人目から見るとすごく便利そう。