引用元:<https://www.gizmodo.jp/2019/02/hololens-2-demo.html>
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完全に『マイノリティ・リポート』の世界。「HoloLens 2」は現場でこう使う
Microsoft(マイクロソフト)が満を持して、新型MRヘッドセット「HoloLens 2」を発表しました。視野角が2倍に広がり、アイトラッキング機能も搭載。さらに手の動きを読み取り、ホログラム中の物体に直接タッチできるのも特徴です。
デモではMR空間にしか存在しないキーボードを弾いていましたが、それをもっと現場レベルで、どう活かせるのか?というザックリ&ビックリな使用例がいくつも公開されました。
工場で働くことになった女性の第1日目が、「HoloLens 2」による視覚的サポート「Dynamics 365」のおかげで非常にスムーズにいく様子が描かれています。また作業マニュアルを作る側も、直感的に出来てしまうのが未来すぎますね。そして従業員の作業効率などもグラフや数値で管理できてしまいます。つまりこれ……サボったら一発でバレるやつです。
続いて現場にいない専門家に指導を仰ぐ場合、こんなことが現実になるという例です。
通話中の画面をつまんで移動させ、会話をしながら視覚でサポートも受け、即座にトラブルに対応が可能となりました。
次はPHILIPS(フィリップス)と共同開発した、手術室で起こる技術革命の姿。
エコー検査や心拍数などのモニター画面が空中に浮かび、3Dでホログラムとなった患者の臓器も目の前に現れます。ほかの医師との会話や、検査機器の操作もMRで完結。詳細はありませんが、おそらく前モデルより軽く充電池の寿命も延びていると思われるので、長時間に渡る大手術にも耐えられそうです。
さらには、ソフトウェア企業のPTC(パラメトリック・テクノロジー・コーポレーション)ともコラボしています。機械用3次元CADの大手は、HoloLens 2に何をもたらしたのでしょうか?
「Vuforia Studio」というモデリング・ソフトを開発したPTCは、彼らの顧客である工業製品を作るHowden社と、クラウド・プラットフォームのMicrosoft Azureからデータを引っ張り出し、製品を前にしただけでMR版の取説が現れる技術を開発しました。データベースさえ構築しておけば、どんな企業の何の製品でも同じことが出来そうですね。
最後は自動車メーカーBentley(ベントレー)と作った、建築のような巨大なものにも適用できるシステムです。
現在オランダのロッテルダムにて建設中だという博物館。ここでも作業効率を高めるためにHoloLens 2が導入されています。使い方はたとえば、現場から進捗状況が入力され、そのホログラム・モデリングやガント・チャートなどで工期の管理などができるというもの。
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Hololens一回は使ってみたい。