引用元:<https://gigazine.net/news/20190131-robot-lawn-mower-terra/>
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iRobotが芝刈り機版ルンバ「Terra」を発表、自律運転&スマホ連携で庭をさっぱりキレイに
室内掃除ロボットの「ルンバ」「ブラーバ」を開発するメーカーのiRobotが、全自動で庭の芝刈りを行ってくれるロボット芝刈り機「Terra」を発表しました。Terraはルンバにも搭載されているスマートマッピング技術を使って庭の形や自分の位置を把握して芝刈りを行い、スマートフォンのアプリと連携してスケジュールや立ち入り禁止区域を設定できるとのことです。
Terraの本体はこんな感じ。ルンバと違って四角い形状になっていて、二つの大きな後輪とアンテナがついています。
Terraに芝刈りをしてもらうためには、まず庭の周りにビーコンを配置します。さらに、庭の周囲をぐるりと一周するようにTerraを操作すると、ビーコンを基準にマッピングが行われ、あとはTerraが自動で芝刈りを行うとのこと。ビーコンは電池式で、その交換周期はおよそ1年ほどになっているそうです。
TerraはスマートフォンのiRobot HOMEアプリと連携が可能で、ユーザーはスマートフォンから芝刈りの深さや稼働スケジュールを設定することができるとのこと。
さらに、ルンバi7+にも内蔵されているImprintスマートマップ機能がTerraにも採用されています。Terraはセンサーと搭載カメラで庭の間取りを生成し、自分がいる場所を把握しながら直線移動をベースに芝刈りを行い、刈り取った芝はすべてルンバのように吸い込んでしまうとのこと。また、ルンバと同じように、バッテリーの残量が少なくなると芝刈りが終わる前にベースに戻って充電を行うそうです。
ルンバと同じように、Terraは壁などの障害物にぶつかると向きを変えて動作を続けます。花壇や道などの障害物がない場所に対しては、アプリ内から立ち入り禁止区域をマーキングすることで対処が可能だそうです。また、悪天候の中でも動作するために頑丈な作りになっているとのこと。
2002年にルンバを発表して全自動の掃除ロボットというジャンルを確立したiRobotは、2015年に連邦通信委員会(FCC)に屋外ビーコンナビゲーションシステムの合法化を請願。この請願に対してアメリカ国立電波天文台から「望遠鏡の動作に支障が出る」と主張されるも、信号強度や住宅地での使用に制約を課した形で許可が下りたことから、以前から「全自動芝刈り機ロボットを出すのではないか」とウワサされていました。Robomowの「Robomow」やホンダの「Miimo」など、競合他社からは既に芝刈り機ロボットが登場していることから、Terraがどのように市場に迎えられるかが注目されます。
iRobotによると、Terraはまず2019年にドイツで発売され、その後アメリカでベータテストが行われる予定とのことで、具体的な価格と出荷時期は後日発表されるそうです。
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意外とサイズが大きい。