引用元:<https://www.gizmodo.jp/2018/07/canguro-robot.html>
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乗り物だけど、相棒。トランスフォームするロボットeバイク「CanguRo」を千葉工業大学が開発
対人ロボットなの!? それとも乗り物なの!?
千葉工業大学未来ロボット技術研究センター(以下、fuRo)が、自律ロボットにもeバイクにもなる新しいプロダクト「CanguRo(カングーロ)」を発表しました。これは、またがって乗るライドモードと、変形して買い物などで一緒に付いてくるロイドモードにトランスフォームするeバイクです。
名前の由来は、イタリア語で「カンガルー」。たしかに、長い首と両サイドに広がったハンドルは、まるでカンガルーみたいです。いっぽうプロダクトのテーマは、古くから人間のパートナーとして親しまれてきた、馬と人の関係なんだとか。乗り物でありつつ相棒でもある関係性が、いよいよロボットに落とし込まれる時代になってきたんですね。
また、空間認識技術であるSLAM(Simultaneous Localization and Mapping)からfuRoが独自開発したscanSLAMを活用することで、CanguRoは完全自動操縦でユーザーの元へお迎えにきてくれるんだそうです。ハンドル下の顔部分には、自動運転のセンサーとして活躍する3D LiDARを内蔵。ほかにも広角カメラや後部距離センサーなどを駆使しています。中身は乗り物というより、完全にロボットだ…。
ちなみに重量は64kgで、時速10kmで走行します。かなりお手軽な感じ。
しかしこのCanguRo、デザインはまったく違いますが、インスピレーションを受けたのは『電人ザボーガー』や『仮面ライダー555』のオートバジン、それに『ウィングマン』ウイナアじゃないでしょうか? そんな夢のロボットが、もう手の届くところにあるんですね。いずれヒューマノイド型にトランスフォームするeバイクを、ぜひとも開発して頂きたいものです。
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バイクやクルマが、誰も乗せずに動いても驚かない時代がどんどん近づいてきています。