引用元:<http://japanese.engadget.com/2017/11/02/bianchi-4/>
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ボッシュが自転車用電動アシストに参入。日本ではBianchiなど4ブランドで搭載車を展開
自動車部品・電動工具メーカーとして知られるボッシュ(Bosch)が、自転車用電動アシストシステムの国内展開を開始します。
ボッシュの自転車用電動アシスト「eBike System」は、フレーム据え付けバッテリー、ドライブユニット、サイクルコンピュータ、充電器からなる組み込み型アシストシステム。2009年より欧州をはじめ、米国、豪州などでサプライヤーとして展開を進めています。
日本では道交法に定めるアシスト比率に準拠した仕様変更を行い、2018年初旬より製品を展開予定。
eBike Systemの発表自体は10月に済んでいますが、改めて11月2日に開催したイベントで、国内展開するパートナー4ブランドのサンプルモデルが展示されました。
日本展開する製品では、電動アシストシステムの3世代目にあたる「Active Line Plus」を採用しており、旧モデルよりも重量とサイズを抑え、アシストシステム全体を小型化し、搭載機種の自由度を向上。
取り回しのしやすさとデザイン性を両立することで、通勤や通学、子どもの送迎や買い物など、生活の中で実用するシティサイクルの中で現在メインとなっている主婦層以外への訴求を図ります。
航続距離は約2.5時間の充電で最長100km。ドライブユニットには3軸センサーを搭載。内部の動きを1秒間に1000回測定し、アシスト精度の向上とスピードの最適化を図っています。なお、ボッシュの電動アシストシステムは組み込み用のみ用意しており、既存の自転車には後付けできません。
Bianchiの「Lucca-E」は、20インチ径のタイヤを採用した小径モデルで、日本人の体型に合わせた設計で売れ筋となっている「Minivelo」がベース。発売時期は2018年5月頃の予定で、実売価格は27万8000円前後(税別)の見込み。
ドイツの自転車メーカー、Corratecの「E-POWER X VERT 650B」は、オフロードでも使えるMTBタイプの電動アシスト自転車。欧州など海外では人気のあるカテゴリーで、今年に入ってからはパナソニックなどからも新製品が発売されており、選択肢は少ないながら、日本でも注目が集まっています。
オン/オフロード両方で乗りこなしたい向きには貴重な選択肢になりうるでしょう。発売時期は2018年2月、価格は40万円前後の見込み。
Ternでは、折り畳み式の小径モデル「Vektron S10」を展示。同ブランドの日本向け製品としては初の折り畳み式電動アシスト自転車。重量のあるパーツを本体下部に搭載し、重量を低くすることで安定性を確保。街中での取り回しはもちろん、クルマに積んだり、家の中に収容する際の利便性を考慮して設計したといいます。発売時期は2018年3月、価格は税別29万8000円。
Trek初の電動アシスト自転車「Verve+」は、油圧ディスクブレーキや内蔵式のフロント/リアライトなどを採用。タイヤ幅は42mmと太め。街乗り用途向け。発売時期は2018年1月、価格は23万円前後の見込み。
ボッシュの電動アシストシステムが今後取り組む方向性としては、フレーム内へのバッテリー組み込みとやABSの装備を検討中というアナウンスも。欧州ではすでに展開中ですが、製品投入後に日本市場の反応を見ながら、ふさわしいものを出していきたいとのことです。
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電動アシスト自転車というとついついママチャリのイメージですが、
ボッシュのだいぶ玄人好みに寄せている感じです。