引用元: <http://gigazine.net/news/20170614-qualcomm-halo/>
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走行中のEVに地面から給電するシステム「Halo」をQualcommが開発中
電気で走る電気自動車「EV」が従来の自動車に比べて引けをとっている点があるとすれば、それは「充電施設の少なさ」と、それに起因する「ガス欠(電欠)に対する心配」が挙げられます。航続距離を伸ばすためには、より大きなバッテリーを積む必要があるのですが、重量物であるバッテリーを詰むことで、せっかくの効率性は悪化してしまいます。そんなジレンマを解消するためにQualcommが開発しているのが、地面に埋め込んだ設備から車両に向けて電力を供給するシステム「Halo」です。
何やら道路の真ん中に装置が埋め込まれている道路。これが、Qualcommの「Halo」がテストされている現場です。蓋を外すと、中には装置がビッシリ。
Haloは電磁誘導の原理を利用して、道路からEVに走行と充電用の電力を送るというシステムです。
Haloは最大で20キロワットの電力を車両に向けて送ることが可能。
これにより、長いドライブでも充電のためにどこかに立ち寄る必要が削減されます。
Haloは、高速道路並の速度で走る車両にも電力を送ることができます。また、同時に2台へと電力を送れます。
道路から給電する仕組みを利用することで、車両に搭載するバッテリーの容量を少なくすることが可能になり……
車両価格を下げることが可能に。特に、EVの場合はバッテリー価格だけでも100万円を超えるケースもあるので、バッテリーの削減は車両の低価格化に直結すると言えます。また、製造時に発生する廃棄物を削減することも可能になります。
QualcommはHaloの技術をライセンス供与しています。
その理由は、他の企業が技術を使って実用化を進めることを促進するため。
そして、EVのドライバーが残り電気を心配することなく長距離ドライブすることを可能にするためです。
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電力だけでなく、ETC的な役割もぜひとも担ってほしいですね。
そうすれば、もっと便利になると思ういます。