引用元: <http://gigazine.net/news/20170706-amabrush/>
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わずか10秒で一気に自動で歯磨きできる夢のような電動歯ブラシ「Amabrush」が登場
歯磨きをいい加減にしていると歯をきれいに保てませんが、1本ずつしっかり磨くのはそれなりに時間が必要で、朝の出かける準備に追われる中で時間配分に困ることも。その問題を解決してくれるのが、マウスピース型歯ブラシ「Amabrush」です。口にくわえるだけですべての歯を自動で磨いてくれて、歯磨きにかかる時間はわずか10秒で済みます。
Amabrushを使うとどうなるのかは、以下のムービーを見るとよくわかります。
女性が朝の準備を行なっています。
洗面台に置かれているのがAmabrush。
マウスピース型のAmabrushを口にセットして……
ボール型デバイス「ハンドピース」のボタンをポチッ
ハンドピースが振動するので、手でゴシゴシすることなくマウスピース型歯ブラシがすべての歯を自動的に磨いてくれます。
両手があくため、磨きながらほかの準備を進めることも可能。
10秒たったら口からAmabrushを外して……
白い歯がキラリ。
マウスピースからハンドピースを取り外して、専用のトレイに置けば歯ブラシ完了。
マウスピースとハンドピースは磁石で簡単に着脱できるので、パートナーや家族の数だけマウスピースを用意すればみんなで共有することも可能。
使用後はマウスピースをしっかり水で洗うだけ。
マウスピース部分は99.99%の細菌の付着を防ぐ抗菌シリコン製。歯に45度の角度になるようにブラシを当てる歯科医学に基づいた歯磨き方法の「バス法」に基づいた設計になっていて、毎日の歯磨きにかかる時間を節約できます。設計に際しては歯科医や歯科大学の協力も得ているとのこと。
振動するハンドピースは防水設計なのもうれしいところ。
わずか10秒でしっかりと歯磨きできるため、後ろがつっかえても……
10秒待てば順番が回ってくるので、ケンカになることはないはずです。
マウスピースに使われている抗菌シリコンの硬さは、歯ブラシの硬さ表記だと「やわらかい」に相当するようです。歯磨き粉を歯全体に行き渡らせる「振動チャンネル」も内蔵しているとのこと。マウスピースの交換の目安は3カ月~6カ月に一度となっています。
ハンドピースはクリアな部分が専用の「歯磨き粉カプセル」になっており、歯磨き時に自動でマウスピースに送り出されます。ハンドピースはワイヤレス充電規格「Qi」に対応しているので、充電ステーションに載せるだけで充電可能。持ち運ぶ場合も、満タンまで充電しておけば約1カ月は使用可能です。
「歯磨き粉カプセル」は1つが約1カ月分で、アメリカ食品医薬品局(FDA)の承認も受けているとのこと。1つ(1カ月)あたりのコストは3ユーロ(約380円)ほど。
なお、AmabrushはクラウドファンディングのKickstarterで製品化に向けて出資を募集中です。すでに記事作成時点で目標出資額の3倍に当たる約15万ユーロ(約2000万円)以上の出資が集まっています。出資プランとゲットできる製品の内容は以下のようになっています。
・69ユーロ(約8800円):ハンドピース、マウスピース、歯磨き粉カプセル、普通の充電器(1人1セットまで、先着500人、12月到着)
・99ユーロ(約1万2000円):ハンドピース、マウスピース、歯磨き粉カプセル×3、ワイヤレス充電ステーション(先着5000人、12月到着)
・114ユーロ(約1万4600円):ハンドピース、マウスピース×2、歯磨き粉カプセル×6、ワイヤレス充電ステーション(12月到着)
・129ユーロ(約1万6500円):ハンドピース、マウスピース、歯磨き粉カプセル×3、ワイヤレス充電ステーション(先着100人、要フィードバックのパイロットプログラム、10月到着)
日本への発送には別途20ユーロ(約2600円)が必要です。出資の締め切りは2017年8月5日(土)の21時となっています。
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しっかりとした消耗品型ビジネス。
究極のめんどくさがり屋にはもってこいですかね。