引用元: <http://gigazine.net/news/20170206-piaggio-fast-forward-gita/>
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荷物を載せて自動で人を追いかける荷物運搬ロボ「Gita」をベスパの親会社Piaggioが発表
おしゃれなデザインで人気を博すスクーター「ベスパ」の親会社であるPiaggioグループがアメリカで立ち上げた子会社「Piaggio Fast Forward」が、ユーザーの後ろを自動でついてくる荷物運搬ロボット「Gita」を発表しました。2つの車輪の間に荷室を備え、たとえばスーパーで買い物をしたり旅行に出かけるとき、約18kgまでの荷物なら自動で搬送できます。
Gitaは球体の本体と左右2つの車輪を持つロボットカーゴ。上部には荷室にアクセスするための扉があり、ここから荷物を入れるようになっています。
例えばこんな感じに、スーパーでお買い物した商品を入れて持ち帰る時などに使えるようになっています。
荷物を載せた状態でGitaはオーナーのあとを追うように走ります。これまでにも荷物を運ぶためのカートはありましたが、Gitaはカートのハンドルを引っ張る必要すらないロボットカーゴです。
実際に人を追いかけて走行している様子は以下のムービーで確認可能。人の腰には何やら白いベルトのようなものが装着されており、Gitaはこれを追尾するように走行しています。これは「Follow」モードの際の動作の様子で、Gitaは走行しながら自分の位置と周囲の3Dデータを取得し、いつでも自律走行できるようにするためのデータを収集します。
ルートを学習させておけば、今度は追尾せずに自分で走行する「Autonomous」モードでの動作が可能になります。あらかじめ学習しておいた3Dデータをもとに、指定されたウェイポイントを結んで自律走行することが可能になるとのこと。
このように多少のスロープであれば荷物を載せたままでも走行が可能。走行の際には、超音波センサーで障害物を検知して、衝突を防止する仕組みも組み込まれているとのこと。
Gitaは最高で時速22マイル(約35km/h)での走行が可能とのこと。
また、Gitaには兄貴分にあたる「Kilo」が存在しています。3輪タイプのKiloは120リットルの荷室を持ち、最大で100kgの貨物を運ぶことができる性能を備えているとのこと。
GitaとKiloがいつ街にデビューするのかはまだ未定ですが、最初は倉庫内の荷物の移動などの産業分野から導入が進められる模様です。
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電車内でのベビーカーや車イスでいちいち大騒ぎするような国ですから、日本への導入はちょっと難しいかもしれません。
本当は、少子高齢化の日本にとってはこうしたサービスロボットの需要はけっこうあると思うんですが。。。
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