引用元:<http://gigazine.net/news/20151025-domino-pizza-dxp/>
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宅配ピザを安全においしく運ぶ究極のデリバリーカー「Domino’s DXP」登場
世界一のファストフード大国・アメリカでも人気の宅配ピザ業界に、ピザデリバリー専用のスペシャルカー「Domino's DXP」が登場しました。ピザデリバリーに特化された車両ということで、できたてのピザをすぐに届けるために盛り込まれた工夫の数々をインタラクティブに見ることができるサイトがオープンしています。
サイトにアクセスすると、さっそくDomino's DXPの姿が現れました。この車両は2015年型シボレー・スパーク(Spark)をベースにカスタマイズした車両で、ド派手なカラーリングとルーフ上のサインのおかげでドミノピザのデリバリーカーであることが一目でわかります。ドライバーサイド(車両左側)の後部ドアにはシャッターのようなものが見えますが、なんとここにはピザを入れる保温庫が備え付けられているとのこと。
サイトでは、画面をスクロールすることでさまざまな特徴を見ることができます。一番のメイン機能であるピザ用保温庫は、後部ドアをそっくり入れ替えることで取り付けられており、庫内を華氏140度(摂氏約60度)に保つことで、ピザを温かいまま届けられるように作られています。
DXPはなんと一人乗りに改造されており、残ったスペースは全てピザ宅配のために活用されるという徹底っぷり。車内には最大で80枚のピザを収納可能で、助手席の位置にはドリンクやサイドメニューを倒したりすることなく安全に運ぶための置き場が設けられているとのこと。
配達中には、ルーフ上のサインがタクシーのアンドンのように点灯し、「おなかをすかせたお客さんのために配達中」であることと、「おいしいピザがこのクルマの中に入ってるよ!」ということを知らせるとのこと。
ドアには、まるで空軍の戦闘機のようにパイロット名やコールサイン、所属部隊(店舗名)が記載されるそうです。
DXPは1.4リッター4気筒エンジンを搭載し、ガソリン1ガロンあたり40マイル(約17km/ℓ)という燃費性能を備えます。ハイブリッドカーには勝てませんが、優れた燃費性能でピザを配達しまくることになるようです。
現地に到着し、ピザを届ける際にはドアの下をライトアップして安全性を高めるためのプロジェクターライトが内蔵されており、水たまりや道路の縁石に足を取られないようにも工夫されています。果たして赤と青のライトアップでちゃんと道路が見えるのかは少し不明。
サイトでは、DXPをぐりんぐりんと回転できる360度ビューも用意されています。ボンネットもすっかりドミノピザ色。
特注でインストールされた保温庫は、こんなふうに扉がガバッと開くタイプ。確かにこれだと、目的地についてすぐにピザを取り出し、迅速に玄関口まで持って行けそうな気がしてきました。
全米のどの州でDXPが活躍しているのか確認できるマップを見ることも可能。全米17州で97台のDXPが導入されることになるようです。
最も多くのDXPが配備されることになるのがテキサス州で、その台数はなんと26台。2位のカリフォルニア州・16台を大きく引き離しています。ドミノピザの本部があるミシガン州は8台となっていました。意外とも思えるのがニューヨーク州の「0台」というものですが、よく考えてみると特にニューヨークの街中だとDXPで配達する方が時間がかかってしまうのかもしれません。
DXPは2015年10月末から稼働開始するとのこと。日本で見かけることはまずなさそうですが、アメリカを訪れる予定がある場合は気に留めておくと遭遇できるチャンスがあるかもしれません。
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アメリカ人はやっぱりエンターテイメント化するのは本当に上手ですね。
日本にもぜひ上陸してほしい。
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