引用元:<http://ideahack.me/article/1504>
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水素燃料、採り放題!光合成で水を”水素と酸素”に分解する”人工フィルム”が開発
環境に優しい燃料として、水素への関心は高まるばかりですが、水から水素を安価に産生できるまでには至っていません。
この技術開発に多くの研究者が取り組んでいます。
大きな水素プラントでは、蒸気と天然ガスをミキシングして生成されています。
また、天然ガスの代わりに電気を用いて、水から酸素と水素を抽出する方法がありますが、これには莫大なエネルギーを消費します。
これらの代替として太陽光を利用する植物の光合成に着目した研究者も多く、その一人、米カリフォルニア工科大学のネート・ルイス教授率いる研究チームは、人工合成の実現に近づく新たな技術、導電性フィルムの開発に成功したことを明らかにしました。
Proceedings of the National Academy of Sciences誌に掲載された最新の研究によると、この透明フィルムは光合成をおこなうための葉の役割を果たすというもの。
半導体上にニッケル原子などを結晶化させたフィルムで酸化による錆を克服し、重要な化学反応を促進させます。
水を加えると、“葉”の片側で酸素を抽出し、反対側で水素を集めるということ。
このシステムにより、酸素と水素の化合で起きる爆発も回避できるそうです。
これまでに、ヒューストン大学研究チームが、太陽光を利用した水素生成装置を開発しましたが、分解が早く保管期間が短いところがネックでした。
今回発表された透明フィルムは、耐酸化能が高く、長期的に機能するということです。
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このフィルムは半永久に使えるんですかね??
エネルギーの変換効率はいいんですかね??といろいろ素朴な疑問がわいてきますが、ぜひとも実現してほしいですね。
実現できたら間違いなくノーベル賞ものですね。
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しんや (火曜日, 17 9月 2024 20:47)
マイナスの世界でなら使える