引用元:<http://techable.jp/archives/20427>
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画像認識もここまで来た!投影スクリーン内に食材を置くだけでレシピを表示
最近のテクノロジーには、QRコードの仕組みのように、物体にコードやタグが印字されていなくても、物体そのものをスキャンできるような技術が登場してきている。以前、スキャンした食べ物を認識し、食べ物が腐っていないかチェックする「Peres」を紹介した。
画像認識技術が投影スクリーン内の物体を検知
今回取り上げる「Vegetable Recognizer」は、オランダのStudio diipが開発したもの。画像認識技術を活用し、野菜の種類を検知して、その野菜を使ったレシピを教えてくれるというシステムだ。
この「Vegetable Recognizer」には投影スクリーン技術が用いられており、テーブルなどあらゆる表面をスマートスクリーンに変えてしまう。ツールの上部にはカメラと、ビーム照射装置が設置されていて、高度な画像認識のアルゴリズムが働き、スクリーン内に置かれた物体を分析をする。
テーブルにズッキーニが置いてあったとすると、新しい物体が配置されたことを検知し、物体を特定して、その食品の名前をすぐ脇に表示する。食品の横に「ズッキーニ」という単語が出現するといったようなかたちだ。
検知した野菜を使ったレシピを提示
VegetableRecognizer2システムがあらかじめデータベースに登録されているレシピのリストをチェックし、ズッキーニが含まれているレシピを提示してくれるといった流れ。認定までにかかる時間はごくわずかで、すぐに関連レシピが出現する。しかも、同時に何点もの食品を分析することが可能で、例えば、スクリーン内にズッキーニとブロッコリーとトマトを置いたとすると、食品を認識し、それらの食材を使ったレシピを教えてくれる。
スーパーの販売促進に活用
もちろん、一般家庭の食事を預かる主婦にも大助かりなこのツールであるが、スーパーなどの小売店で、特定の食品のデモンストレーションとして、販売促進に活用することなども考えられる。
今まで見たこともない食材にはなかなか手が出ないものだが、こうしたシステムがあれば、見慣れない食材であっても調理法のイメージがつき、食指も動くというものである。このように、リアルの世界と、インターネットの情報を即座につないでくれるテクノロジーは、今後も次々と登場してくることだろう。
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食品偽装の防止や食物アレルギーのある人対策などに応用できそうな気がします。
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