引用元:<http://ideahack.me/article/1322>
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1ミリリットルの血液から病の潜在リスクを分析する3Dプリンター製医療機器『Miroculus』
いよいよ3Dプリンター製の医療機器が本格的に普及し始めるかもしれません。
『Miroculus』は3Dプリンターで作られた、マイクロRNAを通じて病気を発見したり進行を観察するための新しい道具。
すでに特許権を取得しているこの機器では、癌やメタボ関連の病気を予測したり、薬の効果を観察することが可能となっています。
分析に必要なものは1ミリリットルの血液。
これをもとに予測や観測を行います。
低コストで使用できるこの道具は、すでにカリフォルニア、ドイツ、メキシコで開発会社が実証を行ったデータアルゴリズムを採用。
従来、癌や様々な病気を調べるには、コストも時間もかかる上に特定の病気を対象にしか診断結果を下せませんでした。
これに対し、『Miroculus』では簡単で費用も安く、さらにその場で自分がどの病気に対して潜在リスクを抱えているかを知ることが可能となっています。
『Miroculus』では私たちの血液中にある、生体指標となる物質をもつ小さな小さな分子から、自分が将来抱える可能性のある潜在的な病気と、その重症度を調べることができるのです。
現在、国際的な医療制度の中で採用されるよう複数の国で臨床実験を行っています。
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精密検査には当然3Dプリンター製の医療機器では難しいかもしれませんが、予防医療には十分かなと思います。
血圧測定器や万歩計が家庭にあったように、この3Dプリンター製の医療機器『Miroculus』が一家に一台!という時代が来るかもしれません。
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