方向音痴には朗報かも。[動画あり]

引用元:<http://japanese.engadget.com/2014/07/27/lechal/

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振動で道案内するスマートシューズ Lechal が予約受付開始

 

インド発のスタートアップ企業 Ducere Technologies が、Bluetooth でスマートフォンと連携するスマートシューズ Lechal を発表しました。バイブレーション機能を内蔵し、たとえばユーザーが道に迷ったときに靴の振動で進むべき方向を教えてくれます。

 

GPS を内蔵するスマートフォンの普及により、携帯の電波さえ届けば、見知らぬ土地でも目的地まで辿り着くのは簡単になりました。しかし、常にスマートフォンの画面を見ることになり、いわゆる「歩きスマホ」状態になりがちです。

 

インドの Ducele が開発した Lechal は、靴型 Bluetooth デバイス。バイブレーション機構を備えており、たとえば地図アプリと連携すれば、交差点でどちらへ行けば目的地に近いのかを振動で教えてくれます。スマートフォンの画面やスマートウォッチを凝視する必要はありません。

 

また、フィットネス向けの利用も想定しています。Lachal からウォーキングやジョギングの歩数データをアプリに送り、スマートフォンで測定した移動距離などの情報から消費カロリーの算出も可能です。

 

元から靴に仕込んであるとなると、靴底がすり減ったり破れてしまったりすれば、肝心のセンサー部分も廃棄せざるを得ません。また、靴そのもののデザインが気に入らない人もいるはずです。そのため、同じ機能を備える中敷き状の Lechal もラインナップしています。

 

ただし、バッテリーパックを内蔵するかかと部分の厚みは約8mm。入れる靴によっては、やや履き心地が変わってしまうかもしれません。

 

靴として、また靴に入れて使うとなると、気になるのがその耐久性。細かい仕様は未公表ですが、うっかり水たまりに足を踏み入れても大丈夫な防水機能や、汚れや匂いがつきにくい抗菌加工などが施されています。また、サイズは米国のサイズで6号~14号を揃えます。

 

電源はかかと部分に内蔵するバッテリーパック。左右にそれぞれ1つずつ使用し、フル充電状態なら約3日間の連続使用が可能です。専用充電器が付属し、2個同時に充電が可能です。

 

Lechal は現在、予約を受付中。出荷は9月ごろの予定で、価格は1足約100~150米ドルになる見込み。

 

ちなみに Lechal とはヒンディー語で「いっしょに連れてって」の意。Ducere の CEO、Krispian Lawrence によると、「時計やリストバンドは家に忘れることはあっても、靴を履き忘れることはない」とのこと。

 

なるほど、Lawrence の言うとおり外出時に靴を履き忘れる人はいないはずです。しかし充電するのを忘れてしまえば Lechal もただの靴。どうせなら何らかの発電機構も仕込んで、歩くたびにバッテリーを充電する仕組みを備えればなお良かったのにと思わずにはいられません。

 

なお、今年4月にマサチューセッツ工科大学の Dhairya Dand が SuperShoes と称してほぼ同じコンセプトと機能を持つインソールを公開しています。Ducere の共同創業者で CTO を務める Anirudh Sharma は MIT の OB で、2011年ごろから Lechal の開発をしていたことから、両者には何らかのつながりがあるのかもしれません。

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う~~ん、わざわざ靴にこれらの機能持たせるメリットありますかね・・・。

 

最近、もうすでにこうしたウェアラブルデバイスが世の中に出つくした感あるような気がします。

 

 

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