引用元:<http://www.sankeibiz.jp/business/news/130509/bsa1305090830003-n1.htm>
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フェラーリが生産抑制 希少価値高める狙い
AP通信によると、イタリアの自動車メーカー、フェラーリのモンテゼモロ会長は8日、ブランドの希少価値を高めるために、高級車フェラーリの生産をことしは7千台以下に抑える方針を明らかにした。同国北部マラネロにある本社工場での記者会見で語った。
昨年は7318台を生産した。モンテゼモロ氏は「フェラーリの限定感は商品価値の基本だ。われわれは夢を売っている」と述べ、小型や電動式のフェラーリは、自分が会社を取り仕切る間は絶対に生産しないと強調した。
景気後退期のイタリアにあってもフェラーリは不況知らずで、ことしは同社と同じくフィアット傘下にあるマセラティ向けのエンジン生産のため、250人の工場労働者を新規雇用。2013~15年には1億ユーロ(約130億円)の設備投資を行う予定という。(共同)
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あえて売らないということを堂々と会長が宣言。
やや贅沢な悩みという感じはしますが・・・
売らない理由としてはフェラーリーの企業コンセプトと会長の言葉:「フェラーリの限定感は商品価値の基本だ。われわれは夢を売っている」に凝縮されているように思います。
さらに「小型や電動式のフェラーリは、自分が会社を取り仕切る間は絶対に生産しないと強調した。」という言葉にあるように、フェラーリは顧客の夢を壊さないことに大変神経をとがらせています。
フェラーリがどこまで時流の流れに逆らっても、自社の我流を突き通せるのかがをこれからひとつ注目していきたいと思います。
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